旧制学校特別展示室

陶器製 学生服釦

表側

裏側:「263」という番号あり
さる6月24日、広島湾沖の似島における原爆被災者埋葬発掘調査で遺体とともに発掘された多数の遺品の中に上掲の陶器製の旧制山陽中学校校章が入った学生服釦が発見され、この度広島山陽学園山陽高等学校教頭正木静夫先生よりご照会がありました。
学生服の釦は本来は金属製であるべきですが、戦時下の金属統制・不足によりこのような陶製や竹製の釦があったといわれています。しかし実際の製作事情、使用状況は不明の点が多いままです。
この釦の裏側には「263」という番号が焼き付けてありますが、この番号が意味することも含め、なにか情報を知っておられる方がいらっしゃればご一報いただくとうれしく思います。
広島市社会局保険年金課 TEL 082−504−2159
広島山陽学園山陽高等学校 TEL 082−232−9156
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