学生帽・白線帽
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学生帽は学校の指定・地方・地域・製作工場・指定販売店によって製法、出来上がりの雰囲気などが異なっています。 当館で展示している帽子はその一つとしてご理解ください。 |
慶應義塾大學 あんぱん
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學習院高等科
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紺サージ 三高型
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一高型
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三高型
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二条白線帽
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成蹊高等學校
二条白線帽 マント (成蹊学園史料館展示) |
学習院型 羅紗 革附属
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同 羅紗 クラリーノ附属
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同 羅紗 ビニール附属
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黒 浪型 革附属
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紺羅紗 蛇腹 ビニール附属
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黒 三高型 斜子縁(ななこべり)
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丸帽は庇(ひさし)の形、クラウンを構成する腰(鉢巻、上の縁を中玉、下の縁を下玉とも)、襠(町)(まち、ジガミとも)、天井(天、トップとも)の裁断と縫い付けの仕様で形が違ってきます。 大きく分けて、マチと天井を天玉(玉縁とも)という細く丸い紐で縫い合わせているものを学習院型、天玉なしでエッジを波を打ったように縫合しているものを三高型(浪型、波型:なみがた)といいます。 一高型は学習院型よりトップの円が大きく、三高型は十二の浪(くぼみ)つけた仕上げにします。二高・東北型はケピ帽のような先が少し角張った形(仙台型)の庇をつけます。 帽子の用語も地域・職人によって呼び方が異なっており、ここで使っているのはそのひとつとご理解ください。 2007.7.1 補綴 |