ピンズ:別注・オリジナル

 ピンズ・バッジ別注   ピンズ・バッジ 別注オリジナル仕様 

ピンズ・バッジ 特注品・別注品

このページではピンズ・バッジのオリジナル製作例をご紹介します。

透かしバッジT
このように間をくり抜くバッジはいくつかの方法がありますが、これは大体の形をプレスして打出した真鍮の板を糸鋸で丹念に切り抜いて透かしを表現しました。
附属はスティックピン(スカーフピン、ラペルピンとも)で、ちょっと違った雰囲気(ステータスとか)が出せます。
この場合は優秀技術者に授与されました。



透かしバッジU
型打ちプレスによる透かしバッジは大きな圧力を金属生地にかけるため、線が細かったり透かしの部分が大き過ぎると折れてしまうのでむずかしい技術がいります。
これはプレスできるギリギリの線で製作した例です。
                (マツダ株式会社様)


印刷エポのせバッジ
左のようなグラデーションや微妙な色使いのある図案をバッジにする場合は金型プレスでは表現出来ないので、4色オフセットで印刷した上に透明の薄いエポをのせて右のようなバッジにします。
図案はイラストレーターの画像や、ドット画像であっても色チップ(色見本)があれば図案代はかかりません。
    (やまぶしくん:広島県生涯学習センター様)

@ミガキ仕上げ  Aホーニング仕上げ
Bミガキ仕上げ  Cホーニング仕上げ
本エポキシバッジ
バッジの色の出し方は比較的安価な七宝がよく使われますが、釉薬の色パターンが決まっている、ホーニング加工が出来ないなどで、色をきれいに出したい、あるいは色指定があるなどの場合はエポキシ樹脂で製作します。
@Aはライオンと王冠を地金出しにした場合、BCは逆にして、ライオンと王冠を凹ませてそこに色を入れた場合で、それぞれミガキ仕上げ(画像では黒っぽくなっていますが鏡面のようにピカピカにミガキあげる仕上げ)、ホーニング加工(面に細かい砂目をあててサラサラしたメッキにする方法)のパターンを示しています。上部の菱形の所にはクズダイヤを埋め込んでいます。
画像では見分けがつきませんが、本エポは色指定に近いように色を調合して面一にミガキあげ表面がツルツルして色がきれいに表現されます。

コンビメッキバッジ

同じ図案の中で金と銀のメッキをかけるのをコンビメッキといいます。メッキのことを「さす」と言うので、「さし分ける」ともいいます。左のは地球を金光ケルメッキ、ロゴに銀ロジュームメッキを施し、凸部をミガイて仕上げています。
右はそのネクタイバーでバッジ、タイバー、ワニ口(裏側のギザギザになっている挟むパーツ)、チェーン全て純銀製で別珍ケース、桐箱入りの高級仕様です。

これもコンビメッキの1種です。
左が元のロゴマークで、指定の紺色がベースですが、まん中、左の小さい二つの楕円がグレーになっています。それを右のバッジでは、本エポキシの色と、全体をソフトロジュームメッキ、二つの楕円だけをミガキメッキにして元の図案のコンセプトを表現しています。

(広島修道大学様)

透かしの技術とコンビメッキを併せた校章ラペルピン(スカーフピン)です。
向って左側「S」を銀メッキ、右側を金メッキとサシ分けています。
校章では二つの「S」は離れていますが、「S」と「S」間にラペルピンパーツ取り付けのための渡りが製作上必要になります。

 


ボン付き勲章風メダル
学校の創立20周年記念に製作されたものです。
生徒会の皆さんが勲章風のバッジを希望し、形や内容の素案を元に当社図案部で補正してデザインを決めました。
真鍮製金メッキで、表は、足跡や文字・縁の凸部をミガキ、凹部はホーニング(アラシ仕上げ)、裏は平板凸部ミガキで校章、年月日を際立たせ、青白赤のトリコロールリボンをつけて勲章風にし、とてもユニークな周年記念になりました。