ピンズ:仕様

 ピンズ・バッジ別注   ピンズ・バッジ 別注オリジナル仕様 

仕様・用語解説
素材
(地金=じがね)
素材は銅と亜鉛の合金である黄銅(真鍮)か丹銅が一般的によく使われます。 良い仕様になるとプラチナ、24k、18k、純銀などがありますが、地金相場によって価格の変動があります。
付け目 金、銀製商品に含まれる金銀地金の量のことでグラムで表示されます。
型打ち 金型・抜き型に真鍮、丹銅の板をのせてプレスする最も一般的なバッジ製作方法です。これに本エポ、七宝、金銀メッキを施していきます。
ラバーキャスト 立体的で厚みのあるバッジの場合は鋳物系のこの型で製作します。
本エポ エポキシ樹脂による色の出し方。固い材質で色が鮮やかできれいに出ます。国内製のトギエポと同じ。ハードエナメルとも。
エナメル七宝 エナメル材を熱で固めた色出し。技術の改良が進みきれいな色・線が出るようになっています。
ソフトエナメル、疑似七宝とも。
七宝 七宝釉薬焼き付けによる色出し。日本では最もポピュラーな方法です。
ラッカーエポ 型打ち或は腐食した凹部にラッカーの色を入れる方法。安価で生産でき、これに透明のエポをのせたものがピンズではもっとも多く作られています。
印刷エポ バッジの多くは金型を作ってプレスされた金属の生地に色を入れていきますが、図案が細かい場合写真がある場合はプレートやユポ紙に印刷し、受けとなる金属生地の台にのせて透明のエポで覆ってバッジにします。
デジカラーエポ デジタル転写技術で写真画像などをバッジにする方法です。(実用新案 第3083845号)
金・銀メッキ 色がない場合、光ケル、ミガキ、ロジュームなどの金・銀メッキをかけます。
銀イブシ 凸部を磨き、それ以外を渋い銀色に仕上げたバッジです。これが一番安価にでき、今までの学校の校章の多くはこの仕様で製作されてきました。銀古美仕上げとも。
缶バッジ イベントのキャンペーンや販促によく使われる丸い平たいバッジです。ブリキ板に直に製版印刷したものが正式な缶バッジですが数量がないと難しいので、印刷した紙を丸いブリキ板にのせてラミネートするラスターバッジの方が現在では広く普及しています。
DEタイタック足 ネクタイにつける装身具の裏金具。付いている針を差し込んで受け金具で留め、脱着が比較的簡単で近年はバッジにも多く用いられるようになっています。
USAタイタックは受けのキャッチがはずし易くなっています。
G蝶タック タイタックの受け金具が蝶の羽根に似ているのでこう呼ばれます。留め方が簡単になっていて安価ですが、よく外れることも。ピンズの多くはこの金具を用います。
バローピン

アメリカ・バロー社の特許による蝶タックで、内部の構造がしっかりして、ピンズの脱着性や耐久性に優れています。

@Aネジ足 裏を皿ネジで受けて留めるようになっているものです。最も普及している仕様です。
服に穴を空けなければいけないのでピンズの世界ではちょっと敬遠されてます。
皿ネジは普通の平ネジと、ギザギザの鮫の歯のようなパーツがついたロータリーネジ(RN足)などがあります。RN足は繊維の編み目に食いついてネジがはずれにくくなっています。
Cピン足

裏がクダピン(安全ピンの形式)になっているものです。もっとも簡単な方法ですが、ちょっと付けにくいです。 大きいバッジの場合、同じ形式でブローチピンというのも使います。

裏附属仕様
@特ネジ
ロータリーネジ
A平ネジ
皿ネジ
Bブローチピン
車ピン
Cクダピン
DUSA タイタック
チェーン付
E国産タイタック
Fスモールタック
G蝶タック